「読んで」、「書いて」、「聴いて」覚える。

テキストを読んだだけでは、暗記ものは脳にはなかなか定着してくれません。書いて覚える人、テキストを声に出して読みながら覚える人など、記憶効果をあげるにはいろいろなやり方があると思います。学習効果を上げるためなら、そのすべてを取り入れるべきだと思うのですが、その中でもぜひ取り入れてほしいのが「自動的に聞く」という勉強法です。
テープを聞くだけなら、どんなに疲れていてもできます。ベッドのなかでイヤホーンをつけながら、気持ちよい眠りに落ちていくわずかな間にも、勉強が進むのですから。

私は大学受験の勉強でも、英語の構文や歴史の年号を自分の声でテープに吹き込み、通学途中や図書館のベンチで繰り返し聴いていました。
図書館などで勉強をしていて「もう、これ以上書こうとしても無理!」というような疲れた状態でも、機械が自動的にリードしてくれる勉強なら続けられるのです。
録音の準備に時間は掛っても、「聴く」勉強法を活用しない手はないのです。

社労士の勉強をする上で、「見たり」「聴いたり」する勉強をリードしてくれるのは、通信講座などが提供しているCDやDVDなどのメディア教材を活用するのが一番でしょう。
もちろん、専門学校のテキストを、自分でメディアに吹き込んで勉強することにも、同じ効果があります。しかしやはり、過去問題集とメディアの講義がリンクしている、通信講座の教材は利用してみる価値が高いと思います。

(1)過去問を解く→(2)CDなどのメディアを聞く→(3)基礎テキストを振り返る、という勉強のやり方は、勉強法の王道と言われる「往復学習」そのものです。重要事項の基礎固めをするには、辛抱強くこの手順を繰り返すのが一番なんです。

勉強場所のことから考えましても、書籍を開ける喫茶店や自宅では、過去問を一問でも多く解きたい気持ちになるものです。そしてそうすることが正しいと思います。

私は「勉強のヒント」として、時間をひねり出す努力をしましょうと言いました。電車のなか、会社まで歩く道のり、ちょっとした買い物の時間…。そのすべての隙間時間をサポートをしてくれる代表格が、優れたメディア教材だと思っています。